2009年4月19日日曜日

ハセツネ30K〜心地よい疲労感、だが

総合248位、4時間19分50秒。
ハセツネ30Kの結果速報を見ると、なんでこんなに前の方と差をつけられちゃったんだろうねえと思う。トップとは1時間半以上の差だし、フルなら勝負できるないしはいつも勝っている相手にも数十分の大差を付けられている。
まずはスタート15分前までトイレに並んでいたのだが、その後、スタート地点に急ごうとしたらもう渋滞。スタートまでの山道を1000人以上が列をなしているから、まったく動かない。スタートラインを通過したのは5分以上過ぎたところ。
しかも2Kくらい比較的広い林道を登り切ったところで、息を呑んだ。数百人が渋滞をつくっている。ちょうど林道からシングルトラックに入るところ。ほとんど動かず、抜けるのに20分以上かかったかな。
で、その後の急勾配のシングルトラックは当然ながらなかなか追い抜けない。でも最初のピークを過ぎて得意の舗装道路(林道)下りに入ってからは抜きまくり。周囲の選手たちが止まって見えた。林道の登りもほとんどの選手が歩いている中、全部走りきった。16Kからはまたトレイルなんだけど、ここは楽しめた。快晴で木立の間から日が差し、風もなく、日なたはちょっと暑かったけどノースリーブシャツならちょうどよし。余力も十分。
でもさすがに20Kをすぎてからは、つまづいたり、滑って足を踏ん張ったりすると、ぴくっと痙攣しそうになり、実際一回はふくらはぎの起始部を押さえて20秒くらい座り込んでしまった。
でも本格的な痙攣にはならずに持ちこたえて、さらに抜きまくり、筋肉疲労がちょうど限界に達したところでゴール。おそらく約1200人中900番くらいでスタートして248位まで上がったという感じだと思う。
もちろん渋滞の間はイライラとストレスたまったけど、その後はなにしろ余裕を持ちつつどんどん抜いていくわけだから面白いに決まっている。

装備の方は、アシックスのトレイルアタックは問題なし。トレイル区間はもっと軽量で固いシューズでいいんだけど、林道の下りでは新品のクッションが威力を発揮してくれた。バックパックミニは最初背中で遊んでいて走りにくかったけど、左右の縦ヒモをよく引っ張ってフィットさせたら、2リットルのドリンクが減るにつれ問題なくなった。ジェルフラスクは確かに一息で多くは吸い込めないけど、まあ
許容範囲内。コーヒー味のカーボショッツもまあまあ。ニューハレ(ひざ)とあしくびかんたんは今回も有効性を確認。
総括としては、天候に恵まれ心地よい疲労感と満足感。だけどタイム差にはがっかり。フルのタイムに比べると相当遅いはず。去年の富士登山競走や奥武蔵ウルトラマラソンでも同じだった。ま、トレイルはあくまで練習の一環と気分転換で、これで勝負するわけじゃないからまあいいか。それからトレイルのレースは30Kくらいが限度かな。ハセツネ本番は・・・まだいいや、というのが今の気持ち。そのかわりこの大会には来年も出てみたい。そのときはもっと早くスタートに並ばなきゃ。

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