なお、「ヤーズ」に含まれる黄体ホルモン「ドロスピレノン」は利尿剤である「スピロノラクトン」と構造が類似しているため、ドーピング禁止物質に指定されていないか気になるところであったが、2010年のWADAの禁止物質リストに「スピロノラクトン」は禁止物質だが
ドロスピレノン」はそうではない、と明記してあるので、大丈夫。
欧米で一番人気とされる低用量ピルだけに、わざわざ明記したのだろう。
現在、国立スポーツ科学センター(JISS)で採用してもらっている低用量ピルは「マーベロン」だが、この「ヤーズ」も加えてもらうことを検討したい。
S5. DIURETICS AND OTHER MASKING AGENTS
Diuretics include:
Acetazolamide, amiloride, bumetanide, canrenone, chlorthalidone, etacrynic acid, furosemide, indapamide, metolazone, spironolactone, thiazides (e.g. bendroflumethiazide, chlorothiazide, hydrochlorothiazide), triamterene, and other substances with a similar chemical structure or similar biological effect(s) (except drosperinone, pamabrom and topical dorzolamide and brinzolamide, which are not prohibited).
5 件のコメント:
質問させて下さい。
低用量ピル「トリキュラー」はドーピングで陰性になりますか?
一年ほど服用しているのですか…
返答よろしくお願いします。
陰性になります。つまり、陽性にはなりません。
現時点で日本で発売されている低用量ピルのなかで、ドーピング禁止物質が含まれているものはないはずです。
ありがとうございます。
ということは事前申請も必要ないのですか?
何度もすみません。
TUEの対象物質でもありませんよ。
ありがとうございました。
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