明日(11月3日)から新横浜プリンスホテルで第23回臨床スポーツ医学会が行われる。自分の出番は、明日午後のパネルディスカッション「女性アスリート3主徴の解決策を検証する」のみ。3主徴とは摂食障害、無月経、骨粗鬆症を指し、特に女子長距離ランナーの陥りやすい医学的大問題で、効果的な解決策が提唱されているとはいえない。だからこそこうして学会の1テーマになる。
明日は婦人科医として「無月経への対策」を紹介するが、さてその対策への「検証」まで踏み込めるか。
単に心理学、栄養士、婦人科医、整形外科医がそれぞれの立場から3主徴のうち1つずつへの対策私案を述べ合ったり、フロアの参加者を啓蒙するだけではつまらない。新たな方向性を見いだす場になればいいと願っている。
もう一つ気になる企画が11月4日の朝に行われるシンポジウム「ランニングブームを検証する」(また「検証」だ)。一市民ランナーとしても参加しないわけにはいかない。ただ、ランニング障害、シューズの変遷、循環器障害、強度管理などあまりにテーマが多岐に渡るので、方向が拡散してしまい物足りない議論とならないかが心配。
ちなみに明日は'12彩の国 実業団駅伝(東日本の男女実業団駅伝)が行われる。男子のスタートは、今現在当直しているここからわずか100mほどの埼玉県庁で朝8時。新横浜へ向かう前にちょっと観戦&激励に寄るつもり。
0 件のコメント:
コメントを投稿