岩本能史さんの少々かわったマラソン本(「非常識マラソンメソッド」ソフトバンク新書)に紹介された練習法の中で、もっとも賛意を表したいのが、フルマラソン2〜3週間前の下り坂走(15km程度)。着地に耐えられる脚づくりとスピードを殺さず体重移動をしていくフォームづくりには最適だと自分の経験からも思う。というわけで、別大を3週間後に控えた本日奥武蔵グリーンラインを使って飯盛峠から顔振峠、鎌北湖を経て毛呂山総合公園まで標高差650mを一気に下る「峠走(岩本さんの言葉)」にチャレンジした。
まず越生駅から黒山へ向かう途中の上大満のバス停から飯盛峠まで、とにかく登る。つい箱根駅伝の5区をイメージしてしまう。標高600m以上のところはところどころ雪が積もっている。幸い凍結しているところはない。展望台からの写真は、いつもながら絶景。
飯盛峠からは基本的に下り。岩本さんの紹介のおかげで足柄峠はもはや皇居並み?に混み合っているらしいが、ここ
奥武蔵グリーンラインはひっそりしたもの。この間、計28kmの間にすれ違った車は3台程度。ロードレーサーが数台。ランナーが3名。冬山装備のハイカーが5名程度。集中して走るにはもってこいである。こんないい練習環境が近くにあることに感謝したい。
最後はガス欠で腹が減ってだいぶきつくなったが、登り下りをならしても4:45/km程度でカバーできている計算だから、まずまず。最後の物見山から総合公園までの下りも緩めずしっかり負荷をかけられた。よしよし、予定どおりに別大・東京へ向けての練習をこなせている。
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