当直明けで、浦和から新宿へ。10時から15時まで缶詰になって日産婦理事会。幹事はまあ傍聴人兼記録係みたいなもので、発言が求められるわけでもなく、かなり我慢が強いられる。ただ、今回は母体血を用いた胎児染色体診断に対する指針についての議論の行方を注視していたので、かなり当事者意識をもって臨めたから、まあよい。
その後は、明日のNFRの仕事に備えて仙台へ。
18時からの宿泊ホテルでの懇親会にかろうじて間に合い、立派な夕食にありつけた。ただ懇親会と言っても、選手やチームスタッフがいるわけでもなく、テレビ局、新聞社、地元陸協などの「おじさん」がほとんど。唯一の「知り合い」は尾縣 貢専務理事のみ。
2006年の北京世界ジュニアでホテルから一緒に競技場まで走りましたね、と話しかけたら覚えていてくれた。引退後の実業団女子長距離選手がほとんど1年以内に無月経から回復している、というアンケート研究の結果も報告した。あと、JISS受診希望の選手に対する陸連からの推薦基準が厳しすぎないかというお話しもさせていただいた。JISSの側もキャパシティがあって、診察するドクターの側も了解していて、多くの症例を積み重ねることでわかってくることもあるので、あまり絞らない方が・・・といった注文。実業団のレギュラークラス、大学のインカレ入賞クラスは許可してほしい。もちろんJISS以外の医療機関で受診してもらえばいいと言われてしまえばそれまでだが、特に無月経の選手で骨密度を測定したい場合、特にJISSは便利なのである。
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