2012年6月23日土曜日

日本学生個人選手権は8位に終わる

 岡部文子(2年)の出場した個人選手権を見に行ってきた。平塚の競技場は自分が学生の頃、関東インカレに出場して以来18年ぶりではなかろうか。
冬場の20kmレースでは学生2、3番の成績を残しており、第一人者の岡田選手(立教大)が不出場だけに、まずは3位以内、あわよくば優勝を、との期待をかけていた。
しかし、優勝した前田選手(立命館大)に速い飛び出しに無理してつこうとしてペースを乱し、序盤こそ2位集団をリードしたが、2回の警告を受けて完全にペースダウン。5位に下がり、1周2分かかる我慢のレースが続く。8000m過ぎに5〜8位集団に一気にかわされ9位に落ちるも、一緒に熊谷で練習する播磨選手(中大)が3回の歩型違反をとられて失格。何とか8位を確保した。
インカレに比べて涼しかったにも関わらず、49分36秒01の凡タイム。まあこの2ヶ月、解剖実習等でなかなか練習時間が確保できず、調子もジリ貧だったからやむを得ないところ。
夏休みにしっかり練習して臨めるであろう日本インカレで雪辱を果たしてほしいところである。
それにしても今日の競歩審判、最後の写真のボードの通りで警告の出しまくり。失格が6人ということは出場者の2割という異常事態である。2レーンに立って正面から見るのみで警告を出している様子に、一緒に観戦した競歩指導者達も一様に疑問を呈していた。審判によって見逃されたり厳しく取られたり、というところが走種目に比べてフェアでない、わかりにくい、すっきりしない種目という印象を与えてしまう。これもなかなか競歩に人気が出にくい所以ではなかろうか。

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