2012年3月4日日曜日

東京マラソン〜医務員も疲れる

今回の東京マラソンは35K手前の築地川公園の救護所で選手を待ち受けた。集合は9時15分。救護所のつくりはこんな感じでテントを3つ並べた中に簡易ベッドを8台ほど並べて、簡単な医薬品と水分、毛布などを用意する。医師3名にトレーナー4名、ナース4名、救命救急士2名にボランティア約10名で任にあたった。
車椅子レースの到着はあっという間。用意ができて、昼食をとったと思ったらもうやってきた。その間のレース情報は、携帯ラジオと救護所横にちょうど固定カメラを構えたテレビクルーのモニターで随時確認。川内選手の早々の脱落に落胆、藤原選手の快走ぶりに興奮してエリート選手達を見送った。
さてここからが知り合いランナーの多数通過時間帯。見つけて応援できたのは8人ほど。
サブ3.5ランナーが通るあたりから救護所が忙しくなる。多くが脚が痛い、つりそう、テーピングしてくれ、などのトラブルなので、トレーナーさんたちが大忙しだ。消炎鎮痛剤を塗るだけでよさそうなランナーにはナースたちに対応してもらった。実際にはケアしてもらったという気分的なものと束の間の休息が薬に立つのだろう。エアーサロンパスとコールドスプレーを用意した方がよかったかもしれない。
途中ドクターランナーとして現れた堀口君と記念のツーショット。
気温がちょうどよく途中晴れ間も出たため、脱水症のランナーは現れず、懸念した低体温症のランナーは2人だけ。嘔吐がおさまらない方はやむをえず救急車で病院へ搬送した。大事に至らず14時35分、救護活動終了となった。
家に帰るとこれが予想以上の疲れ。レースを走る方が楽かもしれない、というくらい。レースのVTRを早送りで見るのがやっとで翌朝まで起き上がれず。やはり来年は必ずやランナーとして参加したい。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

難波先生
お疲れ様でした。
来年は是非、ランナーで参加できたら
いいですね。
来年は、追い抜かれないように
トレーニングしたいと思います。

ツムラ 関根

難波 聡 さんのコメント...

関根選手の走りはしかと見届けることができました。いい位置で走っていましたよね。結果はいかがでしたか。