2015年6月22日月曜日

高校女子長距離走選手の(望ましくない)典型例〜高1で無月経、高2で疲労骨折

日本陸連が最近まとめた高校陸上選手に対する大規模なスポーツ障害調査がたいへん示唆的である。
無月経既往のある女子選手はやはり長距離種目でもっとも多く、約半数である。
無月経になった時期は圧倒的に高校1年が多い。
そして疲労骨折の発症は高校2年がピーク。
これは無月経→疲労骨折の因果関係を推測させる。

その他にもいろいろな情報が詰まっている。女子に限らず、高校陸上選手を診る機会のあるスポーツドクターには必読だろう。各県の陸協を通じて、あるいは近々医事委員会のweb siteからも入手できるようになる予定。


0 件のコメント: