2009年12月12日土曜日

ルディ・プロジェクトのスポーツグラス



池谷選手からのお薦めにより、今夏からルディ・プロジェクトのスポーツグラスを愛用している。
最初は2009年ニューモデル、ノイズNOYZのレーシングモデルをかけはじめた。はやりのホワイトフレームにRUDYのロゴというデザインにまずぐっときた。さらにインパクト調光レッドというレンズがウリで、外界の光量に応じてグラスが自然に濃さを変える。普段は薄ピンクだが、2番目の写真のように濃い褐色にまでなる。明るいところと薄暗い木立の中とを縫うように走るトレイルランの場面で威力を発揮するのでは?と期待した。
別府のトレイルで使用してみたところが、調光といってもそうパッパッとレンズ明度が切り替わるわけではなく、木立に曇天だとさすがに暗い。グラスを額に跳ね上げて進路を確認、という場面が何度も出てきた。
しかもこのノイズ、小顔向きとカタログに謳うだけあってフレーム幅がやや狭く、走っていると徐々に前方にずれてきて鼻から落ちそうになってしまう。自慢の調整式テンプルとノーズピースをあれこれ曲げてみてもこれは防げなかった。というわけで、ノイズはデザインは最高なのに僕には合っていないのか、と残念に思っていた。

でもやはりルディのグラスをかけてみたい。川越のカニヤさんで相談したところ、同じハーフリムタイプでライドンRYDONをすすめられた。ホワイトフレームにレッドのパーツ、レンズはレーシングレッドで組み上げてもらった。

このライドンは僕の顔にもぴったりはまった。もはや走行中にずれてくることはない。やっと調整式テンプルが威力を発揮した。しかもレーシングレッドレンズが優秀。ロード、トレイル、曇天、晴天問わずに視野良好。レンズ無しよりもコントラストがついてずっと見えやすい。時々ためしにグラスを跳ね上げると、薄暗い平板な風景であることにがっかりするくらい。
快晴のロード用にミラータイプの替えレンズが欲しかったので、マルチレーザーブルーレンズをゲットして、こまめに付け替えている。見た目はこんな感じ。このレンズも快晴から少々の曇天まで対応できるすぐれものである。レンズの付け替えも簡単。電車の中でも天候を見てぱっと替えることができる。