2009年11月30日月曜日

今冬のレース予定

当面のレース予定はこんな感じ。12月最初の2レースは陸上部の学生と一緒。1月は17日しか休日当直ができないぞ。ごめんなさい。
別大はなにしろ今回で最後になってしまうかもしれないので、並々ならぬ覚悟で臨む。
別大前の走り込み期間の最後にいぶすき菜の花マラソンをもってきた。アップダウンの激しいらしいコースでサブスリー行けるか?
東京マラソンの医務を司る東京陸協の医事委員長には「走りますのでごめんなさい」を本日メールした。

12/ 6 黒山鎌北駅伝 5区5km
12/13 クロスカントリー in SAYAMA 6km
12/20 宮沢湖クロスカントリー 12.5km
1/ 1  東松山元旦早朝マラソン 10km
1/10 いぶすき菜の花マラソン フル
1/24 サンスポ千葉マリンマラソン ハーフ
2/ 7 別府大分毎日マラソン フル
2/28 東京マラソン フル

2009年11月29日日曜日

名医?

11月30日発売の週刊朝日増刊号「新「名医」の最新治療2010」のマラソン障害の項に掲載された。写真入りである。
確かに婦人科スポーツ医学の分野では(他にとりくんだり発信したりしている医師が少ないもので)希少価値としてとりあげられることはあってもいいかもしれない。しかしなにしろこの週刊朝日では、僕に単にマラソン好きの医者として出ているだけで、別にスポーツ婦人科の診療内容を語っているわけでもなんでもない。こんなので名医とされては申し訳ない。埼玉医大の他の4人の先生方にも。
あ、今気がついたが名医に「」がついている。怪しいのも混じっているという意味か。

2009年11月27日金曜日

東京マラソン追加当選

つくばマラソンを終えて、「走らない1週間」をすごしている。明日まで。
特に痛めたところなどはないが、しいて言うと腰が重いのと、右足裏の中足部に(マメができたわけではないが)少々圧痛ありだ。
病院にもスーツに革靴で出勤するものだから、普段のランニングスタイルを見慣れたナースやドクターに「走らないの?今日は何かあるの?」と不審がられる。

今週の慶事は、東京マラソン追加当選のメールが来たこと。春の嵐となった3月の第3回から再び北西季節風に乗ってタイムを狙える2月に移った今回は3年振りに出場したかったからよかった、ほっとした。医務員の方は今年はお休みさせてもらおう。

2009年11月23日月曜日

国際千葉駅伝〜スターの顔見せ興行か

フルを走った翌日はもちろん当直。
昨日の当直は、緊急手術あり、母体搬送あり、早産分娩ありと忙しかったようだが、うってかわって今日は(今のところ)落ち着いている。
時間外外来の喧噪(ほとんど全ての人がマスクをつけている異様な光景)とは別世界である。小児科の先生方は3人がかりで時間外で働きまくっていた。

さて、空いた時間に国際千葉駅伝をテレビでところどころ見ることができた。僕の小・中学校時代を過ごした千葉市の見知った風景の中を走るレースなので、沿道を見るだけで懐かしくなる。
それに加えて今回は、日本代表も学生選抜もさらには千葉県選抜まで、ベストに近いメンバーを組んできたので見所が多かった。
といってもそれは日本人選手に限った話。海外一流選手で「本気」で来たのは1区区間賞のオーストラリアのモットラム選手くらい(彼は故障からの復活レースだったらしい)。
だいたい横浜国際から1週間、日本でぶらぶら遊んでいた(であろう)ヌデレバやディタがトラックランナーに混じってキレのある走りができるわけがない。イベントとして視聴率を稼ぎたいテレビ局の「ヌデレバさんを出してくれませんかあ?」という提案にケニアやルーマニアの陸連側も「遠征費用と余分な滞在費用をそっちで出してくれるんならね」というわけで成立した「顔見せ」に違いない。
さらにバルディーニ(イタリア)などが入っている理由もわからないが、大方アシックスあたりがスポンサーになっているのであろう。衰えかけたマラソンランナーに10Kで勝負させるのはかわいそうである。
テレビに映り目立つチャンス!とモチベーションの上がった「日本学生選抜」がヌデレバを抜いて2位に入った、というところで、いかに外国チームがいい加減に代表を編成しているか、さらにはこの大会の胡散臭さがわかる。
要するに「イベント」なのである。決して選手が年間の最大目標として臨むレースではない。それを感じ取った視聴者は、いかにアナウンサーが金切り声を張り上げようとも「箱根駅伝に比べるとつまらないや」ということになるわけである。これは視聴者の方が正しいであろう。
21回を数えるこの大会、第1回が瀬古さんの引退レースであった。思い返せばこのときから国際千葉駅伝の「スター顔見せ」的な性格は決定されていたといえる。よくまあ国際陸連の公認レースになったものだ。

2009年11月22日日曜日

つくばマラソン〜小物に凝ったが凡タイム

今回のつくばマラソンには用具(グッズ)の面でスタイルを大きく変えてみた。
定番のランシャツ・ランパンではなく、半袖のジップアップシャツに2XUのコンプレッションハーフタイツ+ウルトラ用ショーツ(インナー無し)、2XUのカーフガードの組み合わせ。コンプレッション効果で大腿〜下腿の疲労を抑えようという、大人らしく「モノ」に頼る、もっと言うなら「カネ」に頼る作戦だ。
低温や雨が予想されたので、さらにフラッドラッシュスキンメッシュをアンダーに、アームウォーマーも装着した。
そして仕上げに、終盤の安定走行を補助する効果を期待して、ソックスはザムストHA-1、両膝にニューハレVテープという、まるでトレイルランナーのようなスタイルができあがった。

で、結果は。
2時間51分55秒という凡タイムに終わった。何度目の51分台だろう。安定していると誉めてくれる人もいるが、全く「攻め」られずに小さくまとめた結果なのでちいっとも威張れない。ラップタイムを見ていただければわかる。
20:15-20:04-19:59-20:21-19:50-20:16-20:12-21:10-9:32
30-35Kの追い風区間で、50分切りの希望をつなぐために俄然ペースアップして抜きまくりモードに入った・・・はずが20分12秒ではやっぱりダメだ。
11月に入ってからの長引いた風邪やらなにやらで体調がベストでなかったことは確かで、「大人は道具で勝負」のグッズたちの健闘も力及ばずといったところ。最高9℃程度という気温なら2枚重ねの半袖にハーフタイツでも暑さは感じないこともわかった。が、ちゃんと右ハムストリングは36Kで痙攣を始めたし、頼みのザムストHA-1もシューズの中でどうも滑る感じがあり、効果を発揮するに至らず。

帰りのつくばエクスプレスでは、スポーツドクターで前日にセミナーを担当した岡野先生と一緒に。陸連普及委員会が解散になったことが話題に(競技場で会った前河先生もそう言っていた)。専務が「東京マラソンにこれだけ人が走るんだから「普及」はもういいだろう」と言ったのが理由とか・・・?
岡野先生も前河先生も残念そうだったが、確かに現状では陸連の小委員会が細々とセミナーをやるよりも、スポーツメーカー主導で原宿や皇居やお台場でどーんとイベントをやった方が人が集まる。現にそういうイベントが毎週のように行われている(今日も国立競技場でアシックス後援でマーラさんを呼んでやっていたようだ)。専務の言うことも一理あるかもしれない。
内科の先生はインフルエンザで忙しくて、練習時間がなかなかとれないようだ。

さあて、別大マラソンに「定員オーバー、申込お断り」と言われないよう(今日も大勢が50分切り達成していた)、さっさと申し込もう。

2009年11月21日土曜日

「セメンヤ問題」を講義〜ラグビー日本代表についても

日本体育協会のスポーツ栄養士講習会で「授業」をしてきた。
学生向けの講義とか医者相手の学会発表とか、いろいろ人前でしゃべる機会があるが、このようにスポーツに関心のあるパラメディカル(栄養士とかトレーナーとか)相手が一番話しやすい。
女性スポーツ医学の実践的なところによく食いついてきてくれるし、こちらも医学データのスライドだけでなくて、むしろQちゃんが両手を上げてゴールしている写真とか、ヤワラちゃんの写真とか、そんな画像で気をひくことができ、スライドの枚数も稼げてしまう。
細かい医学上のうるさい質問も来ないし・・・。

ただ、今日は2時間も持ち時間が与えられていて、いつもの「無月経」「月経調節」の話題だけでは持たないので、終盤はホットな「セメンヤ問題」について語ることにした。
というわけで昨日のテレビ出演後に作成したスライドは全て「セメンヤもの」。
ネットでニュース記事を検索して、そのままEVERNOTEに貼り付けて、適宜スクリーンキャプチャーをしてPowerPointに載せるだけ。便利な世の中になったものだ。
セメンヤ問題に関して、2ヶ月半にわたって登場した諸報道から読み取れる「裏のストーリー」を読み解いてみせる。どうして性別検査を受けていることを「ばらしてしまった」国際陸連側が咎を受けずに南アフリカ陸連の幹部が処分されたか、世界陸上開幕前にどこまでわかっていたか・・・。
ただ言えることは、セメンヤ選手本人は騒動に翻弄された犠牲者であろうこと(大いに傷ついたのは間違いない、金メダルと賞金は手にしたけれども)、今後セメンヤ選手が国際舞台で名を轟かすことはないであろうこと、の2つである。

渋谷での授業を終えて、そそくさと銀座線で秩父宮ラグビー場へ。久しぶりのラグビー観戦は日本対カナダのテストマッチ。日本の完勝だった。完勝すぎて、どきどきはらはらする場面はなし。
でもやっぱり外国人がこんなに入っている「日本代表」というのは違和感がある。いっそのこと「日本協会代表」としてはどうか。
「日本代表」は「日本(人の)代表」という国籍が連想される。日本ラグビー協会代表ならば、所属の選手にはもちろん日本でプレーする外国人選手がいてもいいわけで、受け入れられる。
それから代表のジャージについても注文。
陸上競技の日本代表ユニフォームがアシックス社の白地に赤タスキからミズノのネイビー主体のデザインにチェンジしたとき、「こんなの日本代表らしくない!」と違和感を覚えたものだ。
同じことをラグビー日本代表が白赤の縞模様の桜ジャージからカンタベリーの黒赤ジャージに変わったときにも思った。確かに強そうに見える。外国人選手には桜ジャージよりも似合うだろう。
でも「日本らしい!」という個性がない。白赤は貧弱に見える反面、穢れないひたむきな精神性を感じさせたものだ。今日もカナダのユニフォームと見分けがつきにくく、実際に五郎丸選手は背走するカナダ選手にパスを回していた(スタンドため息)。
陸上が再びアシックス社と契約して白赤の旧デザインに回帰する傾向を見せている現在、どうだろう、もういちどラグビー協会もカンタベリー社にデザイン注文を出してみては。

2009年11月20日金曜日

フジテレビ・スーパーニュースの取材

例の世界陸上・性別疑惑の件で、先ほどフジテレビのインタビュー取材を受けた。セメンヤ選手への国際陸連の裁定が発表されたことを受けてのものと思われる。
ただし用意されていた質問が若干ポイントをはずしていて、うまく言いたいことが伝わらなかったような気がする。
今日の18時すぎからの放映。見られる方はどうぞ。

19時半からは埼玉医大のインフルエンザ対策が「特報・首都圏」で取り上げられるらしいので、放送は一足先ということに。

2009年11月17日火曜日

連続当直〜さすがに就寝・起床リズムが乱れる

昨日Sクリニック、本日大学病院と連続当直中。
昨日は行き帰り40分ずつの苦手の車で、疲労感あり。でも分娩や救急受診がなく、休めてよかった。
今日はさっそく分娩1件。でもこれくらいの時間であれば当直医への負担は最小限。早産だったが赤ちゃんは大きくて元気。おめでとう。
シャワーを浴びてさっさと寝る。
今週は5時起きのリズムをつくるつもりでこの連続当直前まではうまくいっていたが、今朝は6時すぎまで起きられなかった。
明日は帰宅ランで20K走、グリコーゲンをいったん枯渇させる予定。
今週はあと1回金曜日にも当直がある。

2009年11月15日日曜日

坂戸市民マラソン

坂戸市民マラソン10kmに出場。風も強くない好天、ちょっと暑かったかな?ランシャツ・ランパンでも相当汗かいた。
結果は、37分56秒で39位。1160人中、といっても女性も込みの人数だろう。男子30歳代の中では、184人中13位だった。
5kmあたり19分をちょっと切るくらいのペースで、来週のつくばに備えたペース走のつもりだったけど、ちょうど序盤からいいペースで引っ張ってくれる人がいて、その人に終盤はついていけず、けっこう本気走りになってしまった・・・。このタイムでは来週は多くを望めなさそう。ぎりぎり2時間50分のペースで刻もうと思う。
気になっていた右ふくらはぎは大丈夫だったが、代わりに、かどうかわからないが、走行中に左足甲外側がまるで捻挫直後にみたいに鈍く痛んだ。

マラソン後はそそくさと熊谷スポーツ文化公園へ。天皇杯4回戦にジェフ千葉が登場。相手がJ2下位のFC岐阜だったので、当然勝ち試合を見せてもらえると思っていたのだが・・・・。先週のJ2降格決定でメンタル面を立て直すのが難しかったようだ。不甲斐ない戦い振りであっけなく0-1で敗戦。特に岐阜がいいプレーをしていたとも思えない。全く怖さのない攻撃に終始し、終盤はパワープレーをしようにも前線までボールを運べない始末。J2チーム相手に「違い」を見せていたのは浩平と深井くらいのもので、がっかり。現在のチーム力はJ1下位であることはわかっていたが、J2でも中位以下ということか。
来年、相当きびしいぞ。

最後に。Twitterを始めてみた。@aknambaをフォローしてみてください。

2009年11月14日土曜日

坂戸市民チャリティマラソンに出走予定

つくばマラソンの1週間前。明日は調整として、坂戸市民マラソンの10kmに出る。
毎年11月中旬の日曜日は、坂戸市民マラソンと上尾シティハーフマラソンと東京国際女子マラソンが重なる日で、いつも坂戸市民の1km親子の部を走り終えてそそくさと国立競技場に医務員をしに向かうのが常だった。
が、いよいよ昨年をもって東京国際女子が終了し、今年から横浜に舞台を移し、でも日にちは重なった。
とはいえ東京陸協から主管の手も離れ、医務員の義務もなくなり(実は直前に人手が足らず要請は受けたが)、今年は堂々と地元の坂戸市民10kmに出られることになった。
でも本当は横浜も気になる。新コースを救護車か収容車で走ってみたいのもやまやまだけど・・・。
今年2月の別大直前の千葉マリンで痛めたのと同じ、右ふくらはぎが張っているのが気になる。自重するつもり。

ちなみに午後はジェフが天皇杯4回戦で熊谷まで来る(つい4-5日前に気づいた!)ので、応援してくる。相手はFC岐阜。来年はJ2で相まみえることになりそうだから、格の違いを見せたいところ。でもこういう相手にすこーんと負けることがよくあるから油断はならない。
天皇杯をみやげにJ2へ。どれくらいスタンドは埋まるだろうか。