2010年10月21日木曜日

イギリス最終日


最初の写真はサウサンプトンからバスで1時間ほどのところにあるウィンチェスターの大聖堂。大伽藍、凄いでしょう。
大聖堂から裏手の大学を抜けるとクリーク沿いにフット・パス(遊歩道)が続いていた。聖十字病院まで約2kmを歩いた。ピーターラビットの出てくるような田舎道。


そしてサウサンプトンに帰ってきて最初にしたかったのが、これ。フィッシュ・アンド・チップスを食べること。たっぷりビネガーをふりかけて。やみつきになる。

翌日はロンドンに戻って紳士靴を物色。エドワード・グリーンはサイズがなく、ロイドは高級すぎ、写真のクロケット・ジョーンズで黒のウイングチップを購入。円高のおかげで日本で買うよりは1割ほど安いか。グリーンもクロケットもラバーソールがけっこう多く入っていて驚いた。同デザインのレザーソールと同じ値段設定。10万円近くの靴でラバーソールというのは邪道のような気がするが、本場の英国紳士もラバーをけっこう選択していたぞ。ありなのかもしれない。

2010年10月20日水曜日

サウサンプトンの朝練で道迷い


サウサンプトンは港町である。わずかに10分程度走っただけで、桟橋に着いた。タイタニック号が出航した港として有名だが、ちょうどその場所にタイタニック号の再来かと目を疑うような大豪華客船が止まっていて、目が釘付けになった。
外国の初めての土地でも地図を持って走ることはしないので(もちろん事前に線路や川がどう走っているかなどは見ておくが)、よく思わぬところまで行ってしまって帰りの方向がわからなくなる。
今回失敗したのは、いつも外国には持ってくるCASIOのPROTREKを置いてきてしまったことだ。PROTREKには方位磁針が付いているので、方角で大はずしすることがない。海外時間への切り替えが容易、などの他のメリットもある。iPhoneにナビをさせるのは、海外ではどんな使用料金が請求されるかわからないので最後の手段にしたい。
で、今回は日の出直後の太陽の方向だけがたよりで、鉄道と川は(予習不足で)まったく現在地を割り出す材料にならなかった。鉄道は中央駅から東へ延びる本線のつもりが支線だったり。結局60分jogのつもりが途中完全に市内の方角を見失い、90分以上かかってやっとホテルへ帰着した。
まあでも予定調和的に知っているところだけ走ってもつまらないから、こういう道迷いも外国旅行の醍醐味だね。

2010年10月19日火曜日

ハイド・パークの朝練


さっそくasics store Londonで仕入れた防風防寒ウェアに身を固め(鏡を自分撮りしたので左右反転している)、昨日は主にテムズ川沿いを走ったので、今日は公園を制覇しようと、ハイドパークまで足を伸ばした。
公園にももちろんランナーはいるが、きわめて少数。市内の真ん中にこれだけ広々とした公園があるのだから、もっと多くてもいいような気がするが、さほど見かけないのはなぜだろう。
一つにはロンドンの公園は走りにくい。見かけは緑豊かできれいだが、あまり緑の部分(芝や草)には立ち入ってはいけない雰囲気がある。歩行者も犬の散歩もジョガーも皆、園路を通っている。が、この園路がとても固い舗装で、なんだかかなり脚にくるのである。
ロンドン市内の通りで朝、幅をきかせているのが自転車通勤の群れ。写真のようにほとんどがフラッシュイエローのジャケットやベストを着ている。最初は何かのチームユニフォームかと思ったくらい。何十台とすれ違ったことだろうか。
皆、黒タイツでちゃんと脛を出している。

午後からはサウサンプトンへ移動。ロンドン・ウォータールー駅から列車で1時間15分程度である。

2010年10月18日月曜日

ロンドンのランナーは薄着



丸々ロンドン三昧の一日。まず朝練から。気温10℃以下ではなかろうか、寒い。長袖シャツ+ベスト、長タイツ+七分丈パンツでは寒かった。St. James Parkから北上してRegent Streetを「下見」して、それからテムズ川沿いに出た。ここはランナーが多かった。石畳ばかりでさほど走りやすい路面ではないのだが、とぼとぼ巨体を揺らしながら走る老年ランナーから、軽々と飛ばす競技ランナー風まで多様。ただ共通して薄着!これはヨーロッパの他の国でもそうだった。短パンが基本、中にはTシャツ1枚の者もいる。これはランナーに限らず自転車通勤者達も同様で、多くがショートタイツ、せいぜい七分丈タイツ。白いむき出しの脛と頬が紅潮している。寒さに耐えるのが美徳なのか、そもそも寒さに鈍感なのか。
僕の方は、昼にWigmore HallでVivaldiとPiazzollaの「四季」をまぜこぜで演奏するScottish Ensembleのコンサートに飛び込み。たった12£で3列目中央の特等席。思わず大拍手の熱演だった。特にPiazzollaが凄い。CD購入してさっそくiPodで繰り返し聴いている。
その後、Regent Streetのasics store Londonへ。明日からの防寒のためにGoreのジャケットとタイツ、手袋、帽子、コンプレッションソックスなどを買い込んだ。もちろん"asics Europe"のタグが付いている商品を選んで。日本で同じものが買えるんじゃつまらないからね。というわけで思わぬ散財。
次いで、AquascutumやらEdward Greenやら気になるブランドのお店もチェック。購入したかどうかは秘密。
19時半からは本日のメインイベント、(朝ネット購入しておいた)Royal Festival Hallでのモーツァルト・レクイエムをじっくり鑑賞するはずだったが・・・何しろ日本時間では完全に未明の刻。半分意識がとんでしまっていた。うーむ、レクイエムが四季に完敗。

2010年10月16日土曜日

ロンドン到着

2回目の「夏休み」(1週間)にイギリスに行くことにした。というわけで、午前に成田を発って、ANAのフランクフルト経由便でロンドンへ。先ほど市内へ到着してホテルにチェックインしたところ。
こちらは寒い。たぶん気温10℃程度。コートを持ってきていてよかった。なければ寒々しいことになったろう。マフラーも持ってくればよかった。
ランニング用には半袖Tシャツのかわりに長袖をあと2枚くらい、あと手袋もあれば完璧だった。
フランクフルトの空港で写真のごとくしっかり食べたので、水だけ飲んで今日はもう寝る。

2010年10月11日月曜日

リスタートタイムトライアル〜またもや大凡走

3週間前の関東医科大学対抗陸上競技大会にオープン出場したときに1500mで張り切りすぎて慣れぬスピードを出したものだから(結果は4分30秒という10年振りの好タイムだったのだが)、左アキレス腱の痛みにしばらく悩んでいた。アキレス腱の踵骨付着部の炎症で、トラック左回りなのが負担になったようだ(JISSで向井先生が診断してくれたから間違いない)。
アイシングしたり、インテバンクリームを塗り込んだり(昔からあるクスリだ)、走るときはキネシオテープを貼ってみたりしているうちに、1週間前から急に痛みが軽くなってきた。通勤ランのペースを上げても大丈夫になり、金曜日には別所沼公園で1km×5のスピード練習ができたので、近場の東洋大学川越キャンパスで行われたリスタート5000m記録会へ予定通り出場した。
1500mで3週間前にいい走りができたから5000mも何とかなるかと思ったが、何ともならなかった。3分30秒/kmの理想的なペースで進む集団から3000m手前で遅れると、あとはずるずる戦意喪失。18分10秒というのは、ちょっとバテたときにこの10年落ち着くタイムで、ほぼ一緒。前の組で走っていた石川眼科の院長には勝てたのだろうか。
それからやはりカーブで左アキレス腱は痛んだなあ。レース前にロキソニン飲んでおいてよかった。
応援してくれた方々には、「出直してきます」と頭を下げた。アキレス腱が気になって左右のバランスが悪くなっていた。腹筋鍛えないといけないかも。

ところでキネシオテープっていうのは体毛が生えていると接着しにくいんだっけ?せっかく貼ったテープがW-up中に剥がれてしまったぞ。次回は脚の毛を剃って試してみよう。

翌日に出雲駅伝を控えているため、東洋の駅伝チームの学生は見当たらず。柏原選手抜きでどこまでやれるか、層の厚さを見せてくれるか、注目。

2010年10月10日日曜日

ルディプロジェクト・ライドンのレンズを新調

またルディプロジェクトのお気に入りサングラスに新しいレンズを入手した。今度はインパクト調光クリア。通勤ランの帰り(つまり帰宅ラン)のときにもグラスをかけたい、となると、クリアレンズしかないわけだ。
ただこの調光レンズはただのクリアレンズではない。夜はクリアだが、明るくなって紫外線が降り注ぎだすと自動的に着色して黒っぽくなり、紫外線透過率を下げてくれる。朝から夕方まで長時間走る自転車ロードの選手などに重宝されているようだ。もちろん天気がめまぐるしく変わる山のトレイルランなどにもOKのはず。
詳細はこちら。注意点としては、30℃近い暑さの日だと着色が弱くなるということと、霧の山の上などでは紫外線が多くて着色しすぎてしまうこと、だといつもお世話になるカニヤのご主人に教わった。
レンズを新調したついでにラバーバーツを1年使ったレッドからブラックに変えてみた。まるで新品になったみたいな気分。しめて約12,000円。

これをかけてみて鏡を覗き込むと・・・おお、元ロッテの小宮山投手みたいだぞ(写真省略)。