4年生が6人ずつ火曜の午後に2時間各診療科に回ってくる。「臨床推論」という科目だ。5年で行う病棟実習ではまだないから、実際の患者さんに対する医療を見学させるのとは違う。診療場面を想定したシナリオをつくっておき、「次は何の検査をする?」「何の疾患を考える?」などと問いかけながら、自ら診断をすすめる能力を養うという趣旨である。
こんな手の込んだ教育は自分が学生のときは全く受けなかったなあ・・・。
学生たちを最後に新生児室の赤ちゃんに触れさせると、一様に笑顔がこぼれる。これで来年の産婦人科実習への期待と勉強のモチベーションが高まるのならいいのかな。
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