2011年1月20日木曜日

Klipsch IMAGE S5I RUGGED〜音と操作性は申し分ないが遮音しすぎて怖い

Klipsch IMAGE S5I RUGGEDというイヤフォンの新製品を発売と同時に購入したのが届いたので、今週から使い始めている。購入の理由は「マイク付きiPhone用」「防水でリモコン部のボタンが大きくウインタースポーツに最適(手袋したままでも操作可能)」というところ。何しろアップル純正のiPhone付属器イヤフォンを夏場の汗ぬれですでに2つダメにしている。そこへマイク付きで防水・防汗のスポーツ用ときたら、しかもすでにImage X10iで音の良さは証明済みのKlipsch製品で、おまけにケースが夜間走行用のライト付き、ときたら、ストライクゾーンのど真ん中、3ヶ月前から発売を楽しみにしていた。
さてその使用感。イヤーバッドは例によってサイズ・形状から選べるが、遮音性を高めて音質重視、という使い方ではないので、半円ドーム型の元々ついていたサイズをそのまま使用する。説明書によれば耳に差し込んでから前方へやや回転するようにしつつコードを耳介の上方を通してひっかけるように使うのが「スポーツスタイル」だそうで、指定されたように装着する。その場合、マイク上についている左右の耳までのケーブルを束ねる部分を上方へずらして「顎紐状」にした方が、フィットがよく、耳元でコードが暴れることがない。さらにサングラス(スポーツグラス)をかけるとコードを耳との間で押さえることができてよいことに気づいた。これにニットキャップでも耳を覆うようにかぶれば,耳周りの固定は完璧である。逆に言えば、サングラスもキャップもなしでイヤフォンだけだと、おさまりが悪いかもしれない。
音質は文句なし。さすがKlipschである。Boseのようなクセもなく、音楽もPodcastも普通に聴きやすい。
ウリである大ぶりのリモコンボタンも手袋つけたままでも手触りで+なのか−なのか判別できるし、文句ない。マイク機能を使ったiPhone通話もクリアな音質だ。
おまけのライトになるケースも、点滅に切り替えることもでき、帰宅ランのときの安全性向上に役立つだろう。

問題があるとすれば、遮音性の高さ。イヤーパッドをしっかり耳に押し込んでしまうと、相当に周りの雑音が消える。ということは、接近する車の音も聞こえにくいと言うこと。実際、通勤ランのときに道の反対側の歩道へ移ろうと車道を横切りかけたら、思わぬ近くに後続車が接近しており、とびのいたことがある。これはうっかりすると怖いと思った。なるべくイヤーパッドを軽く挿入する方がよいだろう。ただそうするとよほどニットキャップ等でしっかり押さえないと安定しない。スキー場などのウインタースポーツにはいいが、町中のランニングには注意が必要。

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