やはりランナーには相性のよいコース、距離というのがあるようだ。
この上り主体で最後に駆け下りるコース設定、42.195kmという距離が僕には適合しているらしい。
このイベント(自由な時差スタートだし、表彰も限られているのでレースと呼ぶのはややはばかられる)は2年前の参加したときも、思いもかけず確か3時間19分くらいで走破して「トップ賞」だった。
今回もさしたる気負いもなく淡々と山岳ロードコースを上っていったらどんどん抜ける抜ける、上り坂に苦しんでいるランナーたちを尻目にぐいぐい顔振峠、高山不動、飯盛峠、ブナ峠、刈場坂峠、大野峠と標高があがるほどに元気になっていった。
奥武蔵ウルトラマラソンの前半戦の再現のような好調さだ。15-20℃程度というちょうどよい気温で、給水もあまりとらずにいける。だいたい5Kごとを22分台から遅くとも24分台でカバーしてのぼりきった。
37Kを過ぎて県民の森近くからの横瀬までの強烈な下り坂も、心の準備と若干の脚の余裕があれば一気に駆け下りることができる。ここは19分台のラップに上げてゴールの横瀬小学校へ飛び込むと、今回は3時間16分台と、前回よりもさらに記録を伸ばすことができた。
快晴でコンディションがよかったこと、2回目でコース特性がわかっていたこと、給水が充実したことがわかっていたのでボトルもウエストポーチも持たずに走れたことがの3つがタイム向上の要因だと思う。
さて、すぐには自分が何位かわからないというのも、奥ゆかしくてよろしい。誰にも抜かれなかったから、トップ賞の可能性だってある。ゴールにたどりついたランナーたちも、コースのきつさを嘆きながら、会話をしやすい雰囲気だった。
帰りはそれぞれ横瀬の駅から西武秩父線に乗る。高麗駅で降りたランナーもう一人と高麗神社の駐車場までの3K余りを一緒に走って行く。同じ坂戸在住のトライアスリートであることがわかった。この人もなかなかにタフ。
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