2008年3月19日水曜日
ターサージャパン〜やはりレースシューズはこれに限る
今シーズンのフルマラソン3レースでは全てこの赤のターサージャパンを履いた。このシューズがまた自己新連発の原動力になったように思う。ビビッドなカラーリングも気に入っている。
この8年間、レースシューズはほぼ全てターサージャパンを履いていて、この赤が5代目だ。ターサージャパンは反発性、グリップが特に優れていて、続けて同じものを買わせる力がある。だからこそずっとこのモデルがほとんどかわらずカタログに残っているのだろう。ちなみにシューズマスターの役立ちブログでも石本文人くんのおもしろブログでもターサージャパンを絶賛している。シューズマスターの方は日本人用のレースシューズとして「ターサーを超えるシューズはありません」とまで言い切っている。
5足履いているとそれぞれに微妙な違いがある。1代目は高橋尚子がアジア大会で快走したときの白に黄の補強革と黒ラインの懐かしのデザイン。これでターサージャパンにはまった。2代目はなぜかダメだった。フルの終盤に反発力で助けてくれることがなく、終盤失速の凡走が続いた。東京国際女子マラソン参加時の大失速もこれ。
出来がよかったのはこのもうすり減った3代目。初めておろした福岡国際マラソンでは関門をかいくぐって完走できたし、コンスタントに50分近くの記録を出し続けることができた。
色気を出して1年半前にターサージャパンv-Aなるランクアップ品に手を出したのがこれ。ヒール部分にブレを防いで直進性を高める工夫がなされているとのことでわずかに重いとのことだったが、履いてみてもわからなかった。ただいつも25.0を選んでいるのをあえて24.5にしたため、フルのときは終盤爪先がつまってしまうことが多かった。現在は薄手ソックスでハーフマラソン専用にしている。
そういえば一時、ターサーULというややソーティーに近い軽量ターサーも試したことがあったが、これは全くダメだった。衝撃吸収力、反発力とも劣るので5kmレースですらターサージャパンの方がいい。いちどフルに出たときなどは後半悲惨な目にあった。レースシューズは軽量なだけではダメだといういい教訓になっている。
ターサージャパンの欠点は、ソールがすり減りやすく、重ねるごとにグリップ力に加え反発性が失われていくのが実感できてしまうことだ。だからおろしたてが一番効力を発揮する。したがって2シーズンごとぐらいには買い換えねばならない。勝負レースがあるときは1年で買い換えたくなる。
したがってターサージャパンを練習で使うのは今の僕には考えられない。もちろん古くなった先代を練習用に格下げしたこともあるが、明らかにシューズとしての機能が落ちてきているのだから故障のもとだ。現在ではレースペースを意識したスピード練習にはゲルDSトレーナーを履いている。トラック練習でもない限りターサーの必要はないこともわかった。
さて赤の5代目ターサーもこれでフル3レース終了。来シーズンもこれでいくつもりだが、新デザインに心動かされてしまうかもしれない。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
目的に合ったシューズ、足に合うシューズを
選ぶというのは意外と難しいのですね。
私もランニングシューズは20年来ずっとアシッ
クスです。その間、他メーカーのものは、ミズノ
を2,3足です。(マラソンの自己記録はたまたま
ミズノを履いていた時でしたが。)
シューズマスターの役立ちブログ目を通し
ました。そういえば、ニューバランスの
COMPもいつの間にか(?)なくなっていま
した。友人で「ソールの減りが早い」と言い
ながらCOMPばっかり履いていた人がいました。
石本くんのブログ、面白いです。ほとんど
読みました。
亜細亜大学のビスネ・ヤエ・トゥーラ選手の活
躍は覚えていますが、「一般学生で道を歩いて
いたのを陸上部に勧誘した」というのは
初めて知りました。「ちょっといい話」ですね。
そういえば東大のラグビー部にもアルゼンチン
代表の経験のあるフェデリコ選手が所属して
いました。確か工学部の大学院に勉強に来て
いたようです。連盟の規則で公式戦には出場
できなかったようです。
あと、東大病院の耳鼻科の先生(イランからの
留学生)はレスリング選手でソウルオリンピック
4位でした。ソウルで4位といえば、中山選手
と同じですよ。
コメントを投稿