昨日の昭和の日。始発電車で東武竹沢駅まで行き、6時スタートでまずは外秩父七峰縦走のコースをたどる。
官ノ倉山をあっさり越えて、少々長いロードを走って和紙の里へ。ここまでは昨秋に寄居から小川町まで逆コースをたどったので、道もよくわかる。45分で到着。
さて問題は和紙の里から笠山までの道。和紙の里の裏からトレイルが始まっているらしいことはわかっていたが、実際は掃除中のおばさんに寺の裏の方から細い道が続いているよ、と教えてもらってやっと道がわかった。
急な登りが続くが、林道部分が多いので走り続けられる。ようやく萩平の見覚えのある小川沿いに出てきたときはほっとした。
ここからはいよいよ笠山への急登。さすがに走り登り続けることは難しく、膝押しでぐいぐい登る。
続いて堂平山へ。ここまではあっという間、前回は小雨降る中をへとへとで進んだ道だが、今回は快晴で余裕があり、実に気持ちよい。
そこから白石峠へ。車道にいったん出るが、200段近くの階段を上って定峰峠方面へ数百メートル進み、左折して七峰縦走コースから離れる。車道をおりると奥武蔵グリーンラインに合流し大野峠へ。
このあたりからはグリーンラインの車道とつかず離れず平行してトレイルが延びているので道に迷う心配が少ない。地図を覗き込んでいるトレイルレディー3人組に出会う。長瀞まで行くとのこと。けっこうな道のりだ。白石峠からちょうど外秩父七峰縦走の後半部分を走ることになる。正丸峠から登ってきたのだろうと推察する。行きすぎてから写真を撮っておいてもらえばよかったと後悔した。
刈場坂峠まで来ると奥武蔵道場の折り返し点で見覚えがあるだけにほっと一息。
飯盛峠から越生方面へ下ることにした。ガードレールの隙間から降りていく。ここは本当にこの道でいいの?と迷うような、倒木をかき分けながら進む小径だ。じきに舗装道路と合流し下り続けると見晴台があって、さらに下りるといよいよカーブの頂点から大平尾根を羽賀山を経て下りていくトレイルになる。ここは人も少なく、傾斜がなだらかで、岩もごつごつしておらず、おすすめのトレイル。途中バイク(モーターバイク)3台が爆音を上げて登ってきたのには興をそがれたが、さすがにおとなしく止まって僕が行き過ぎるのを待ってくれた。
戸神の集落まで下りると(ここは逆から登ろうとすると登り口がわかりにくいので注意)、後は一気にロードをバス通りまで下る。バスで越生に戻ってもよかったが、ここは欲張ってコーラ1本買い込んでから、最後の大高取山越えに挑む。いったんロードを駆け下りた脚には標高差200m程度の山越えでもきつい。
それでも無事に越生駅にたどりついたのが正午前。6時間弱の行程となった。
とにかく好天にめぐまれたトレイルはそれだけで楽しい。これまで外秩父七峰と奥武蔵グリーンラインをつなげたコースなど考えてもいなかったが、思い切って白石峠からの南下にチャレンジしてみて、これからのコース設定の幅が広がったような気がする。
今度は学生を連れてきてやろう。
東武竹沢6:10〜官ノ倉山6:33〜和紙の里6:52〜萩平7:39〜笠山8:08〜堂平山8:28〜白石峠8:38〜高篠峠9:01〜大野峠9:22〜刈場坂峠9:46〜檥峠10:08〜飯盛峠10:21〜野末張展望台10:34〜羽賀山10:41〜戸神10:57〜大高取山11:40〜越生11:59
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