2013年2月2日土曜日

明日は別大マラソン〜大分で講演会に参加

さて、いよいよ明日は年間の最大目標レースである別府大分毎日マラソン。昨年のように直前で体調を崩すこともなく、まずまずのコンディションが維持できた。今日の別府は春の暖かさ。さすがにマラソンには暑すぎる陽気だったが、明日は気温は下がってくれる見込みで、風さえ強くなければ(ほどよい北西の季節風くらいがベストだが)完璧だ。

今日は受付の後、急遽大分西高校へ行って、西別府病院スポーツ医学センターと大分陸協共催の講演会に行ってきた。講師は順天堂の鯉川なつえさん。監督業に加えて、女子長距離選手の無月経や貧血などの医学的問題についても活発に発言しておられるので、これまでにも学会のシンポジウムや研究会で何度もご一緒したことがある。
今日はメインの聴衆が、高校の陸上部員やその指導者・保護者だったということで、啓蒙的な話がほとんどだった。こうした講演会を主催するなど、啓蒙活動を頻繁に行っておられる西別府病院の松田貴雄先生(産婦人科)には本当に敬意を表する。
いくつか鯉川さんと議論したい内容もあったが、また今度ということで。簡単にまとめると、「若年女子選手が長距離走で結果を追い求めるのと、女性として健康を追い求めるのとでは相容れないのでないか」という相克が浮かび上がったといえる。鯉川さん自身も、女性競技者の健康維持という立場と監督として速く走らせなければならない立場の間で、微妙なバランスをとらざるをえないようである。


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