2009年8月3日月曜日

奥武蔵ウルトラマラソン〜路面に座り込むの巻


小雨で涼しい奥武蔵ウルトラマラソンはこんなにも楽なのか、と感心しながら前半から絶好調。新品のゲルフェザーも快調。序盤の誤算は「ひざかんたん」が20kmでもうはがれてしまったことぐらい。
上りも快調にぐいぐい上がれ、フルの通過は例年より30分も早い3時間39分14秒。目を疑ったくらいである。
ところが大野峠を過ぎて県民の森折り返しに近づくあたりからなんとなく大腿前面(四頭筋)のいや〜な疲れを自覚し始め、それでも目標ペースである5km27-8分は維持できていたのだが、、60kmすぎに完全に「破綻」した。とにかく下りがまともに下れない。大腿四頭筋の張りと着地時の痛みに耐えブレーキをかけながらおそるおそる脚をすすめるものだから、ふくらはぎもどんどん張り始め、急な下り坂の途中で左腓腹筋がぴきーっとつった。必死に膝下で腓腹筋を押さえつけながら苦しんでいたら、踏ん張っていた右腓腹筋もぴきーっとつる始末。路面に座り込むことに相成った。1分ほどで立ち上がれたのだが、その後の下りは悲惨な有様となった。まだ上りの方がまし。でも後半は下りばっかりなんだよねえ。変な衝撃吸収をするせいか、一時は右の頸部(クビ)の付け根にも激痛が走る有様。
普段の練習ではがつがつ足音を立てて駆け下りている場所を、「あー、もうやだ」状態で痛みに耐えつつへっぴり腰で下ることになった。60km以降だけで30人以上は抜かれたかな。
結果は7時間18分17秒で総合111位。3年前のベスト記録にわずか26秒及ばず。当時から距離が2km弱伸びているから実質ベストと言ってもいいんだけど、この絶好の気温でこれではねえ・・・。
最後にクリールの樋口編集長と立ち話。先月号のママさんランナーの記事に登場していたおかげか、名を名乗っただけでわかってくれた。
樋口さん、今度は真夏の汗だらだらの奥武蔵ウルトラを見に来てほしい。今回はエイドの有難味が例年に比べて薄れていたし、見晴らしも全くといっていいほどなかったし。記録は出しやすかったけどね。

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