2009年3月16日月曜日

荒川市民マラソン〜前半追い風は難しい

絶好のコンディション!と前々日あたりから急に(自分で勝手に)盛り上がった荒川だったが、さすがは河川敷、意外に風の影響を受け(一応そういう理由にしておく)、2時間52分07秒と、目標の50分突破はならなかった。
そもそも前半から、キロ4分では何となくキツく感じて、20分15秒程度でいった。追い風なのはわかっていたが、後半余裕を残す方が大事かな、と、失速した青梅や千葉マリンを頭に思い描いて、とにかく余裕をもってすすんだ。
15km以降ペースアップしたつもりがそれでも20分01秒。中間点は1時間25分10秒くらい。後半わずかに上げなければいけない。
ところがやはり後半の向かい風はeasyではなかった。なるべく元気そうな人の背中を借りて進むが、自然にペースは落ちる。30km前からは単身飛び出して、ここから「抜きまくり」に入ったがそれでも20分28秒に落ちてしまった。
35km過ぎは徐々に脚も固まり、そんなに落ちたつもりはなかったが21分台。こりゃだめだ、である。
でもみなさんの後半ペースダウンもそれなりに激しく、これでもどんどん抜きまくり。面白いように順位は上がっていく。
大学陸上部の先輩で、同じく50分突破を目指していたはずのK本さんも、完全に止まっていた。声をかけて前に行くが、こちらには積極性に欠けた小狡いペース配分だった自覚があるため、少々気まずい。
結局30km以降で30-40人近く抜かせていただいた気がする。それだけ今日の風はペース配分が難しかったのだろう。

前半追い風だと、楽に貯金をつくれるような気がするが、そんなことはない。脈拍は楽でも、無風でイーブンペースでいくよりは、スピードが出ている分、脚は使っていると考えた方がいい。
これは初回の長野マラソンのように前半に下りがある場合も同じで、一見楽にタイムは稼げるが、そのダメージが必ず後半にくる。結果的には途中でアウトになって、悲しい気持ちでゴールすることが多い。
というわけで、今回は目標こそクリアできなかったが、小狡く、よく言うなら経験にモノをいわせて、ちょうど実力を出し切れるペース配分で走れた、ということになるだろう。実力通りの結果である。ラップタイムは以下の通り。

20:13-20:14-20:21-20:01-20:12-20:19-20:28-21:07-9:20 ネットタイム 2:51:58

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 ども。“完全に止まっていた”K本です。
 荒川、お疲れ様でした!
 こちらのブログは何度か拝見したことはあるのですが、今日(3月22日)偶々私のことに触れられているのを発見したので、コメントさせていただく次第です。
 私のラップは、19:41-19:30-19:58-19:41-19:39-20:07-22:18-24:07-10:35で、ネット2:55:36、グロス2:55:45でした。
 ご賢察のとおり、私も50分切りを目指していたのですが、25km以降徐々にペースダウンし、結局30kmでthe endでした。流石に月間100~200km程度しか走れていないと、30km以降が厳しくなってしまいますね。次のレース(秋?)に向けて、出直しです。
 お互いに頑張りましょう!!