ワルシャワの朝練は、やはりショパンを小さい音で鳴らしながらヴィスワ川を目指した。ちなみにlaだからヴィスラかと思ったらそうではなくてヴィスワ川と発音するらしい。前回のビドゴシチ遠征前に予習として見たアンジェイ・ワイダ「地下水道」の一シーン、旧市街から地下水道を通ってヴィスワ川に達した蜂起市民が、助けに来てくれないソ連軍のいる向こう岸を鉄柵越しに遠く見やる、というその同じ風景を見たかった。
ヴィスワ川沿いを南から北に走る途中で日の出。映画で見たのと同じ遠さで向こう岸が見える。満足。なんでも無事に逃れた市民は、40km北方まで地下水道で逃げて助かったらしい。もはやすっかり復興されて戦争の爪痕が全く残っていない旧市街に上がり、ホテルへ戻る。13.5K。
夕方にはアムステルダム経由でいよいよ帰国。
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